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土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

「山古志木籠ふるさと会 - 土砂災害防止広報センター 」記事一覧

松井治二会長のご冥福をお祈りいたします。

「松井治二会長 追悼牛の角突き」が平成27年10月25日(日)に
山古志闘牛場で開催されたくさんの人が訪れ松井さんを偲びました。

 

 

 

 

『木籠からの便り』より
みなさんありがとう
会長松井治二の葬儀は、木籠の自宅にて、たくさんの方々に囲まれて行われました。
山古志木籠の人々、日本各地の震災から復興を共にした方々、郷見庵での出会い、
そして闘牛会とふるさと会。松井さんが今まで何よりも大切にしてきたもの。
それを通してつながったたくさんの方々に見守られ、
送り出すことができたことに心から感謝いたします。
また、遠くからお祈りしてくださった多くの方々にも心よりお礼申し上げます。
泉田知事や長島元村長からもご挨拶をいただき、
中越震災から今まで山古志を強く思ってここまで走り抜けた松井さんを思いました。
最後はにぎやかに、山古志の盆唄に盆太鼓、
そして角突きの「よした~、よした」と大勢の掛け声で送り出すことができました。
※掲載記事はこちらから

『新潟日報』より
松井治二さん死去、惜しむ声
2004年10月の中越地震で被災した旧山古志村(長岡市)の復興の先頭に立ち、
「牛の角突き」による地域振興に情熱を傾けた山古志闘牛会会長、松井治二さん
が8月19日、75年の生涯を閉じた。訃報に接した関係者は、
気さくな人柄で親しまれた松井さんの死を悼むとともに、
「山古志の復興の原動力だった」と功績をたたえた。
※掲載記事はこちらから

『産経ニュース』より
山古志闘牛会会長の松井治二氏死去「牛の角突き」復活に尽力
松井治二氏(まつい・はるじ=山古志闘牛会会長)19日、胃がんのため死去、75歳。
自宅は新潟県長岡市山古志東竹沢丙1179の7。
通夜は22日午後7時、葬儀・告別式は23日午後0時半、自宅で。喪主は妻、キミさん。
平成16年の新潟県中越地震で大きな被害があった山古志村(現長岡市)で、
伝統行事「牛の角突き」の復活に携わり、復興に尽力。東日本大震災でも被災者を
角突きに招待するなど支援を続けた。
※掲載記事はこちらから

新潟・山古志で福島の桜を植樹※4/29 NHK NEWS WEB 記事を引用

東日本大震災と原発事故で、新潟県長岡市に避難した福島県南相馬市の
住民のグループが、支援への感謝の気持ちを込めて長岡市にサクラの苗木
を贈り、29日、記念の植樹が行われました。
東日本大震災と原発事故を受けて、新潟県長岡市には、福島県南相馬市
から多くの人たちが避難しました。
その際、10年前の新潟県中越地震で大きな被害を受けた長岡市山古志
地区の人たちが、物資の提供や避難生活の相談といった支援を行ったのを
きっかけに、住民どうしの交流が始まり、避難していた人たちが南相馬市
に戻ったあとも続いています。
南相馬市の有志の住民グループでは、これまでの支援への感謝の気持ち
を込めて、サクラの苗木を贈ることを決め、29日、山古志地区の4か所
で、双方の住民が参加して記念の植樹が行われました。
贈られた苗木はあわせて100本で、山古志地区の伝統行事「牛の角突
き」が始まる毎年5月ごろに開花するよう、遅咲きのサクラを多く選んだ
ということです。
植樹に参加した南相馬市の菅野秀一さん(73)は、「原発事故は先が
見えないのでそれが悩みですが、交流を深めることで心の悩みも消えます。
絆を深めて前向きにがんばりたいです」と話していました。
また、山古志地区の松井治二さん(73)は、「サクラが根づいたら、
またみんなで集まってお花見がしたいです」と話していました。

◇砂防広報センターのスタッフによる撮影写真

集合場所となった郷見庵、人と車でいっぱい


松井さんの挨拶


マスコミも多数取材に


植樹の説明


4グループに分かれて植樹場所へ。
郷見庵脇(10本程度)・木籠地区の神社・学校跡地(33本)
・山古志平野(5本;東竹沢地すべり跡地)


植樹場所は看板の並びの山寄りの場所


記念撮影


対岸の東竹沢小学校跡地にも植樹


インタビューに大忙しの松井さん


大切に支柱で守る


植樹後の振る舞いもにぎやかに

山古志木籠ふるさと会(新潟県長岡市山古志)

中越地震で被害のあった水没集落に訪れる方々に震災を語り継ぐために作られた郷見庵。
山古志木籠ふるさと会会長の松井治二さんにお会いしました。
松井さんのコメントを紹介します。



こんにちは。
良いお天気で、今日は暑いね。
こういう日は辛~いものが旨いのか、郷見庵の直売所には神楽南蛮を使った手作りの調味料が並んでいますよ。

松井さんの奥様。いつも満面の笑顔であたたかく迎えてくれます。

木籠の特産がたくさん安価に販売されています。

新商品!神楽南蛮のドレッシングはおすすめです。

この直売所はコゴモにありますが、品物の多くは地域外の人が手作り品を持ってきて置いてるんですよ。
売れたら私たちが得するんじゃなくて、作って通ってきてくれる人たちが得するんです。
限界集落なんて言われていますが、住民がいなくなってもこうしていろんな人がやってきて、ここで何かを楽しんだり、よその人と友達になったり、品物が売れてちょっと得をしたり、というのがいいんです。
2階ではこの間からよく女性達がやってきて、コーヒーを立てていい香りを漂わせるんです。みんなそれに誘われて、結構売り上げが上がったようですよ。

あ、この箱ね、新聞にも載せてもらったけど、「水没家屋を見守るつどい」。
やってきた人が会員になってくれたら、ノートに住所と名前を書いて会費を入れる箱です。2ヶ月で400人も名前を書いてくださいましたよ。思ってた以上です。
みなさんにこれから会報を作って山古志の情報を送らにゃぁと思っています。そういうのも集まった人がやってくれます。そのうち届くでしょうから、楽しみにしていてくださいね。これから山古志は闘牛や行事もありますよ。またどうぞお来しください!


郷見庵の2階は震災の記録が展示されています。

山古志木籠ふるさと会
http://yamakoshikogomo.com/

中越メモリアル回廊
http://next.c-marugoto.jp/route/spot01.html

山古志木籠 水没家屋を見守るつどい(会員募集 PDF)
https://www.sabopc.or.jp/images/kogomo.pdf