MENU

共有する

土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

2013年7月 記事一覧

デスクトップ写真(2013年7月)

首都圏でも35度以上が続く、連日の猛暑に襲われている。
涼の提供とまではいかないが、飛行機内から撮影した夏山の写真をお届けする。
なお、撮影日は昨年2012年7月31日・位置は天竜川上空辺りである。

中央アルプスの空木岳(うつぎだけ)からスカイツリーが見えたら面白いのになぁ・
木曽駒ケ岳には何度登ったことか・宝剣岳山頂は怖くて立てなかったよと昔のことを
思い出す。
更に遠くに目をやると、味噌川ダム・奈良井ダムが見え、更には乗鞍岳や穂高連峰も。
苦労して登った山頂からの眺めとは異なるが、パソコンのデスクトップの背景にして、
心の中の涼風を楽しんでいる。
(S)

中越メモリアル回廊特別企画「震災遺構を巡るツアー」に参加しました

主催は、「中越メモリアル回廊推進協議会」。
平成25年7月6日(土)10時、長岡市内にある、
長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」に集合しました。


案内してくれる方の紹介ではじまりました。
約1時間半「きおくみらい」の館内を見学。
震災直後の映像を見て、当時の記憶を呼び起こしました。


女性職員の方から、床に張った航空写真で、
今日のツアーの場所の説明を受けました。


震災当時の様子をパネルを使って説明。
熱のこもった解説を聞き、震災当時の生々しい記憶が蘇りました。


竹沢の河道閉塞によって水没した家屋の現状。
木籠集落は半分の14戸が水没しました。
当初、住民は「見るのがつらい」との事で、保存に疑問視していましたが、
現在は、観光資源としての価値も出ているので積極的に保存を考えているとのこと。


木籠メモリアルパークの広場にある「郷見庵」で、手作りの産品を買いました。


山古志観光協会のテント。
当時の模様を地域住民から聞くことが出来ました。


移動に利用したNPO所有のワゴン車。
復興への苦労話、現在の姿になるまでの本音の話等を聞きました。


川口木沢には小学校を改装して出来た宿泊施設朝霧の宿「やまぼうし」もある。
ここではバイキングで昼食、山古志の山菜等を使い、ボリュウム、味とも参加者から大好評。


「震央メモリアルパーク」で説明してくれた土地所有者。
最初は「迷惑」だったが最近では「生きがいと人との絆を感じている」と熱のこもった話を聞く。


「震災の遺構」は「何のために、誰のために」の明示が大切。


おじや震災ミュージアム「そなえ館」。
震災後の経過を知り、備えを考えるヒントをくれる。


長岡市妙見、地震発生から92時間後に2才の男児が救出された現場。
広場と、祈りの場所が整備されている。


「中越メモリアル回廊」の全体を知るパネル。(妙見メモリアルパークにて)
ツアー全体の進行に、参加者は大満足でした。

以上

中越メモリアル回廊特別企画「震災遺構を考える」を講聴してきました

◇日時 平成25年6月29日(土)13:30~16:30
◇場所 長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」
◇主催 中越メモリアル回廊推進協議会(長岡市・小千谷市・公益社団法人中越防災安全推進機構)
◇主旨
東日本大震災被災地では震災遺構についていろいろな意見が出ている。残すべきか、撤去すべきか、中越ではどうだったろうか。3つの震災メモリアルパークを考察しつつ、東日本大震災被災地へのメッセージとしたい。

基調講演では、(一社)減災・復興支援機構の木村拓郎理事長から「災害遺構の保存について~災害伝承を考える~」と題し、被災地域住民の負の遺産への「思い出したくない、見たくない」といったような心情があること、しかし災害を考えるうえでは事例を減災につなげることは重要であることや被災地を見に来る方々の動機はどうであれ防災への意識高揚とともに地域活性に繋がることを強調されました。遺構を残すことは、3つの効果があるとして、「被災地としての証」「減災対策の強化と促進」「地域復興の促進」と説明がありました。

つづくパネルディスカッションでは、「中越の震災遺構の役割とは」がテーマ。

○パネリスト
木村拓郎氏 (一社)減災・復興支援機構 理事長
上村靖司氏 長岡技術科学大学 准教授
澤田雅浩氏 長岡造形大学 准教授

○コーディネーター
稲垣文彦氏 (公益社団)中越防災安全推進機構 理事

以下、主なコメントです。
・災害も遺構もどうしても風化してしまうが「誰のために、何のために(残すのか)」を考えること。
・人間の心をどう残すか、物語を語り伝えること。
・遺構(の整備)が出来上がった達成感だけでなく、自分たちのモノとして将来に繋げること。
・大量に(集中投資的に?)砂防工事が行われ、今の暮らしが再建されていることなどをメモリアル
にするべき、どう動きをつくるか。(住民・行政にはできないことがあり、第3者の役割も大きい)
・黒子として頑張った人たち(復旧関係)のことは物語として遺構に繋がる。
・遺構の第一義は減災対策(意識啓発)である。見た人に印象を与えるには現物を見てもらうことが
一番わかりやすい。
・木籠の水没集落を保存することは山古志の宝になるとも言える。このような保存にあたっては法制度
の整備も必要ではないか。
・人を惹きつけ、仲間づくりをしながら地域コミュニティ(活動)をしていきたい。
・地域の自由な企画や取り組み、民意が先行する例はうまくいっている。高齢化する中山間地の在り方
を考えつつ実験的な取り組みは進めていきたい。

以上

長岡でうまいもの、みつけた。

長岡冷麺。。。
最近テレビでも何度か紹介されているのを見ていました。
長岡駅西口大手通沿いの商店街にあります。
今回、念願かなってやっとお店を訪ねることができました。12時、行列のため30分ほど待ってありつきました。具材はほぼサラダ(キュウリ・レタス・トマト・焼豚・ゆで卵・パイナップル)、中華めんに添えられた特製マヨネーズ(お好みでからしも)を混ぜて食します。
見た限りでは全員が冷麺を注文。となりのお客さんの会話「やっぱり冷やし中華にはマヨネーズがないとだめだよね~~」と、長岡では当たり前のようです。マヨを混ぜてもあっさりとした醤油ベースの出汁によくあっていてしつこくありません。とてもおいしくいただきました。これはくせになりますよほんと。
店内ではテイクアウト用も購入できます。
こちらのお店は実は洋菓子屋さんなのです・・・