土石流

土石流とは、山や谷の土砂(土や砂、石)が大雨などでくずれ、水とまじってどろどろになり、ものすごい勢いでふもとに向かって流れてくるものです。地方によって、「山津波」とか「てっぽう水」などと呼ぶところもあります。

土石流はたいてい大雨が原因で起こりますが、地震地すべりでくずれた土が川にたくさん入ったり、雪どけ水が土砂とまじったりして起こることもあります。また、火山の噴火のあと、つもった火山灰に雨がふって起こる土石流もあります。

日本では梅雨や台風の時期に、毎年のようにどこかで土石流が発生し、家や田畑、道路がおし流されたり、人がなくなったりする大きな被害が出ています。


土石流災害
鹿児島県出水市の針原川(1997年7月10日)
で起きた土石流災害

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土石流の流れかた

土石流は、大きな岩を先頭にして、町の中を走る自動車と同じくらいのスピード(時速4050キロメートル)でまっすぐに進んできます。通り道にある岩や木をまき込んで大きくなり、谷の出口にくるとおうぎ形に広がります。やがて、こうばい(川のかたむき)がゆるやかになると止まりますが、土石流が止まったところには、たくさんの岩や土砂が積もります。

土石流からにげるには

土石流はスピードが速いため、流れの方向にしてにげたのでは追いつかれてしまいます。土石流の流れる方向に対して、直角ににげるようにしましょう。
土石流が起こりやすいところ

土石流が起こりやすいのは、山から流れてくるこうばいの急な谷川で、川岸や川の上流にくずれやすい土砂がたくさんあるところです。ふだんは水が流れていない谷でも、大雨がふると急に流れのはげしい川になるところもあります。また、谷の出口に大きな石がごろごろしているところは、前に何度か土石流が起こっていることが考えられますから、注意が必要です。

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