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災害取材報告

スタッフが現地で取材をした情報です。

 鎌倉沢川は、魚沼丘陵から流れ出して、魚野川に合流する、延長4kmほどの川です。
 平成23年7月末、新潟・福島豪雨によって、魚沼丘陵では山崩れが多発しました。
 鎌倉沢川には昭和の初期、石積みの砂防堰堤群が造られていたため、上流部の荒廃による下流部への被害はかなり軽減されました。
 砂防施設が造られた所以はそばに建てられている砂防碑(石碑)に書かれています。
 この石積み堰堤群は新潟県でも初期に、赤木正男の指導によって設計された記録があり、歴史的に貴重なものですが、新潟・福島豪雨のためにいくつかの砂防堰堤が大きな被害を受けました。
 以上の状況は映像にまとめています。
 平成23年から24年の冬は豪雪となり、雪質もかなり重い雪と聞いていました。新潟県内では上越市や小千谷市で融雪災害が起きていたため、鎌倉沢川の損傷した砂防施設の雪解け状況が気がかりだったところへ、地元の方からかなりひどいことになっているという連絡を受けました。
 そこで、現地に行ってみることにしました。
 写真と動画で記録をしましたので、その主なものを掲載して報告します。
 なお、管轄する新潟県は、文化財にもなり得る砂防施設であることに配慮して復旧計画を進めているそうです。これからの雨の季節、目が離せない状況です。

         ◇鎌倉沢川被災状況
 
         ◇子持沢被災状況

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