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災害取材報告

スタッフが現地で取材をした情報です。

 6月14日に発生した平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震では、15箇所で河道閉塞(天然ダム)が形成され、そのうち決壊などによる二次災害の恐れのあるところから順次、直轄砂防災害関連緊急事業が進められている。
 第3報でレポートした岩手県一関市の市野々原地区とともに、先行的に直轄化された宮城県栗原市迫川流域の浅布地区と小川原地区。両地区とも6月17日に工事着手されて以来、水路掘削の途中で硬い岩が現れ掘削処理に時間を要するなど、工事は難航した。しかし、浅布地区では25日に仮排水路からの通水が、小川原地区では26日に排水ポンプによる通水・27日に仮排水路からの自然通水が無事に開始された。



 排水作業までのあいだ、現場では24時間体制で地元建設業者の協力を得て動いていた。小川原地区の工事従事者(建設会社部長)に概要を伺うと、「まず倒木・流木の除去、転石の破砕や測量などから開始。これまでの総土工量は約5万㎥(25mプール(25×13×1.5m=487.5㎥として)約103個分)。土嚢は3日間で2000袋(公称寸法より約2000㎥)を製作。もちろん第一は安全管理で、作業員にトランシーバーを持たせたり、監視員を立てたりなど。短期間でこのような工事を進められたのは、協力会社などとの日頃の付き合いに加え、5年前の災害(宮城県北部地震)を契機に行政と協定を結んでおり初動が素早くできたため。行政との連絡は1日3回(朝・昼・夕)以上とっていたが、このような現場では情報が錯綜するので、その確認や見極めをいつも行っていることが非常に重要」などの話があった。

 このように、現場では国土交通省東北地方整備局の職員と地の利や経験のある地元建設業者などとが連携し、安全かつ効果的な工事を引き続き進めている。

 ※任意の写真をクリックして頂くと拡大表示されます。

ポンプ排水状況(浅布地区) 仮排水路吐き口近景(浅布地区)

ポンプ排水状況(小川原地区) 仮排水路吐き口近景(小川原地区)

工事現場(仮排水路部)全景(小川原地区)

ブレーカーによる岩盤破砕状況(小川原地区) ブレーカー アタッチメント(小川原地区)

バックホウ(小川原地区) 照明機器(小川原地区)

夜間作業前には入念なミーティングを実施(小川原地区) 夜間作業状況(小川原地区)


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