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土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

「丈ケ山ファンクラブ - 土砂災害防止広報センター 」記事一覧

丈ケ山(たけのやま)ファンクラブ

「寺野の歴史を語る会」は、「丈ケ山ファンクラブ」と改名されました。
https://sanahiro2.wixsite.com/takenoyama
takenoyama

◆はじめに
私は「寺野の歴史を語る会」の会長です。6月1日からは板倉地すべり資料館の館長を申しつかりました。
リニューアルされた板倉地すべり資料館が好評です。
猿供養寺へどうぞお越し下さい。

◇資料館を紹介する上越市のホームページ
http://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/itakura-ku/itakura-ss-05.html

◇展示内容等を紹介する新潟県ホームページ
http://www.pref.niigata.lg.jp/jouetsu_sabou/museum.html

 

◆地すべり資料館
リニューアルされて、子供向けのわかりやすい展示になりました。
学校や集団の視察には、新潟県妙高砂防事務所の職員の方が来て詳しく解説します。
昨年11月のオープニング後は、雪の積もった冬場も学校の子供達の見学が多くありました。
大人の来館者も増え、工夫を凝らした手作りの展示を熱心に見ています。
5月29日には泉田新潟県知事が来館され、予定では滞在時間20分の所、1時間ほどかけて、映像や実験などを熱心にご覧になっていました。

 

◆「寺野の歴史を語る会」と丈ヶ山(たけのやま)の整備
猿供養寺集落の背後に、山頂から麓にかけて、樹木の生えていない奇妙な小高い山が見えます。
この山が標高571.6mの丈ヶ山(たけのやま)です。

丈ヶ山と猿供養寺地すべり

丈ヶ山からの眺望

 

昔々、この地域は山寺三千坊と言われ、5つのお寺が周辺にあったと言われています。あ
「寺野の歴史を語る会」は、上越市板倉区寺野地区のくらしや地すべりに関する言い伝えと、謎に包まれた歴史にロマンを感じ、楽しみながら謎に迫っていこうと、平成16年に発足しました。
発足後、「一度くらい丈ヶ山の山頂に登り、山頂から自分たちの住む集落を眺めてみたい」という話が持ち上がり、会員数人で山頂を目指しました。
その時は竹藪と雑木が生い茂り、とても下界を見下ろすという状況ではありませんでした。
竹藪を2年がかりで刈り取ったところ、山頂からの眺めはすばらしく、妙高山・高田平野・日本海の大パノラマが満喫でき、県内県外の人たちにも素晴らしい眺めを紹介したいということになり、登山道の整備を始めました。

この冬は大雪で、しかも例年にない重い雪だったため多くの木が折れ、雪消えも遅く、丈ヶ山周辺散策道での倒木の片付けにはかなり時間がかかりそうですが、がんばって取り組みます。
登山ルートは3本あり、一歩一歩整備を進めています。今年は林道ルートの山頂近くの駐車場整備(できれば舗装など)や駐車場から山頂までの階段整備をしたいと考えています。(写真は昨年のスナップです。)

 

◆猿供養寺砂防フィールドミュージアム
歴史ある寺野地区ですが、くらしも文化も「地すべり」という自然がさまざまな形で関わっています。
土地の自然、暮らしぶり、防災の知恵、歴史文化などがまるごと野外博物館の展示物として、地域振興と防災に役立てようという考えが、猿供養寺砂防フィールドミュージアムです。

地すべり資料館と人柱供養堂

昨年の地すべり資料館リニューアルに合わせ、NPO法人砂防広報センターの協力によって、パンフレットができあがりました。

◇猿供養寺砂防フィールドミュージアムパンフレット
https://www.sabopc.or.jp/images/sarukuyou/panf.pdf

今年は人柱供養堂のパンフレットを作りたいと考えています。