4.特集

火山を知り、火山とともに生きる

'96火山砂防フォーラム

−静かなときは何をするべきなのか?−


  8月29日、30日の2日間、山形県上山市において参加者500余人を集め、「'96火山砂防フォーラム」が 開催された。今年のテーマは「静かなときは何をするべきなのか」。つまり実際に噴火災害が起きる前 に、どんな準備をしておく必要があり、実際どのような対策がなされているのかを広くアピールするこ とである。


ユニークな方法で行われたセミナーのオープニング

クイズ形式で行われた公開セミナー。司会は元NHKアナウンサー 相川浩氏。アシスタントは猪田アナウンサー。壇上の親子と会場の参加者が楽しみながら有意義な時間を 過ごした。



ステージと会場が一体

公開セミナー


優勝の菱沼さん親子に、永田市長より記念品が贈られた

講師を務められた津村教授

森対策官

パネルディスカッション






質疑応答も活発に行われた


'96火山砂防フォーラム宣言

 私たち全国の火山地域周辺の自治体は、「火山を知り、火山とともに生きる。−静かなときは何 をするべきなのか?−」をテーマに、蔵王山麓に位置する、ここ山形県上山市において'96火山砂防 フォーラムを開催いたしました。  本日、私たちは学識経験者をはじめ、英知をもって逞しく生活を営んでおられる火山地域の方々 から、大変有意義かつ貴重なご意見を伺うことができ、火山についての認識を新たにし、さらには、 有事に際する備えの重要性を深く心に止めた次第であります。  火山国 日本においては、噴火の危険性のある火山が数多く存在しており、今は平穏なこの東北 地方をはじめ全国のあらゆる火山周辺の自治体も今一度火山との真摯なつきあい方をそれぞれに考 えてゆくことが極めて重要な課題であると言えます。  ここ蔵王山周辺はもとより、火山地域には、豊かな温泉資源等の恵を求めて世界各国から多くの 観光客が訪れます。いつ何時、活動を始めるとも知れぬ火山の状況を把握し、地元住民はもとより 火山災害に対する心構えを持たない多くの訪問者の安全を確保することは、周辺自治体の責務でも あります。  したがって蔵王山を始めとする活火山周辺のハザードマップの作成等火山噴火警戒避難対策を含 む「火山砂防事業の推進」、ひいては当事業を包括する治水事業の推進の基本となる平成9年度を 初年度とする「第9自治水事業五箇年計画の所要額の確保」を関係者ならびに関係機関に強力に働 きかけるとともに、我々もこの施策事業のため、全力をあげて一致協力し努力することを誓い、こ こに宣言するものであります。                                平成8年8月29日                               '96火山砂防フォーラム


'96火山砂防フォーラム宣言をする後藤孝司八幡町長


|HOMEへ|メディア砂防 バックナンバーへ|