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土砂災害から
命を守る知識

土砂災害から命を守るために
必要な情報を提供

写真等の資料を防災教育や防災学習にご活用ください

大規模な自然災害が重なり、防災に対する国民的関心が、かつてないほど高まっています。 教育現場でも、義務教育課程において、いわゆる「防災教育」が推進されています。ここに集められている写真やイラスト類は、右下の「資料等の提供について」を一読のうえ、お手続きいただければお使いいただけます。動画につきましては当センターの著作物ではないものも含まれますので右上のお問い合わせよりご相談ください。防災教育・防災学習の様々な場面で活用いただけます。

土砂災害とは

がけくずれ

   がけくずれは、急な斜面(しゃめん)が、とつぜんくずれ落ちる現象(げんしょう)です。雨水や雪どけ水ががけにたくさんしみこんだことが原因で起きたり、地震(じしん)のゆれによって起きたりします。
   がけくずれは、地すべりのように地面が少しずつすべり落ちるのではなく、一気に大量の土がくずれ落ちてくるため、がけの下にいた人は、ほとんどにげることができません。このため、人の命が失われることが多いのです。

  • がけくずれの図
  • 台風の大雨で発生したがけくずれ(2005年9月 宮崎県)

がけくずれが起きやすいがけ

   5メートル以上の高さのあるがけ、かたむきが30度以上の急ながけは要注意です。がけの下よりも上のほうが張り出しているがけ(オーバーハングしているがけ)は、雨が降らなくても地震や強い風などでくずれるおそれがあります。
   また、ひびが入っていたり表面に大きな石が飛び出しているがけ、わき水が多いがけも危険です。