08/2003 ホンデュラス 「ホンデュラスの小学校(2003年7月)」
 ホンジュラスの小学校は、たいてい1年生の数が一番多いです。高学年になるにつれて、生徒の数が少なくなります。それは、入学する生徒が全員卒業できないということを表しています。その原因は、何回も留年(進級できずに、もう一度同じ学年をやりなおすこと)をして学校をやめてしまったり、家の仕事を手伝うために退学しなければならないからです。小学校を卒業していない人が多いので、大人になってから小学校の勉強をやり直す「識字教育」のプログラムもあります。
 村では、畑仕事や牛馬の世話をするのに勉強は必要ないと考えている大人はたくさんいます。でも、考えてみてください。例えば字が読めなかったら、間違った薬を飲んでしまうかもしれません。計算ができなかったら、買い物をしても自分の買った物の合計が分かりません。それほど小学校での教育は、私たちの日常生活に大きく関わるものです。
 日々活動していて思うのは、ホンジュラスの人々が教育の大切さに気付き、1人でも多くの生徒が、留年しながらでも小学校を修了してほしいということです。


成績表をもらって「やった、進級!」

手前が2年生、奥は3年生。
同じ学年でも、年齢はバラバラです。