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土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

「山古志木籠ふるさと会 」

山古志木籠ふるさと会(新潟県長岡市山古志)

中越地震で被害のあった水没集落に訪れる方々に震災を語り継ぐために作られた郷見庵。
山古志木籠ふるさと会会長の松井治二さんにお会いしました。
松井さんのコメントを紹介します。



こんにちは。
良いお天気で、今日は暑いね。
こういう日は辛~いものが旨いのか、郷見庵の直売所には神楽南蛮を使った手作りの調味料が並んでいますよ。

松井さんの奥様。いつも満面の笑顔であたたかく迎えてくれます。

木籠の特産がたくさん安価に販売されています。

新商品!神楽南蛮のドレッシングはおすすめです。

この直売所はコゴモにありますが、品物の多くは地域外の人が手作り品を持ってきて置いてるんですよ。
売れたら私たちが得するんじゃなくて、作って通ってきてくれる人たちが得するんです。
限界集落なんて言われていますが、住民がいなくなってもこうしていろんな人がやってきて、ここで何かを楽しんだり、よその人と友達になったり、品物が売れてちょっと得をしたり、というのがいいんです。
2階ではこの間からよく女性達がやってきて、コーヒーを立てていい香りを漂わせるんです。みんなそれに誘われて、結構売り上げが上がったようですよ。

あ、この箱ね、新聞にも載せてもらったけど、「水没家屋を見守るつどい」。
やってきた人が会員になってくれたら、ノートに住所と名前を書いて会費を入れる箱です。2ヶ月で400人も名前を書いてくださいましたよ。思ってた以上です。
みなさんにこれから会報を作って山古志の情報を送らにゃぁと思っています。そういうのも集まった人がやってくれます。そのうち届くでしょうから、楽しみにしていてくださいね。これから山古志は闘牛や行事もありますよ。またどうぞお来しください!


郷見庵の2階は震災の記録が展示されています。

山古志木籠ふるさと会
http://yamakoshikogomo.com/

中越メモリアル回廊
http://next.c-marugoto.jp/route/spot01.html

山古志木籠 水没家屋を見守るつどい(会員募集 PDF)
https://www.sabopc.or.jp/images/kogomo.pdf