MENU

共有する

土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

「雑記帳 」

ヤエヤマコシ、挿木してみました

平成25年4月24日、雪解けの山古志へ行きました。 山古志支所の裏の斜面に植えられた、地域固有の桜「ヤエヤマコシ」がこの雪解けでどうだったか、気になっていました。 人の背丈ほどの、まだ若い桜です。去年は、雪のために大きめの枝まで折れて、かわいそうな状況でした。 昨年12月、支所の方が枝をくくって雪に備える対策をしておられました。

『ヤエヤマコシの雪囲い』2012年12月26日掲載

行ってみると今年は大きな被害ではなさそうです。

でも、よく見ると根元のまわりに小枝が落ちています。 拾ってみると、とてもみずみずしく元気そうだったので、持ち帰って挿し木をしてみることにしました。 ヤエヤマコシを増やして、山古志がお花見場所になったらステキだと思うからです。

翌4月25日、鉢に挿しました。

5月4日、何本かは芽が緑色になって、ふくらんできました。 根っこが出ているかどうかはわかりません。

この日、塩沢で見つけた桜の折れ枝も挿木してみました。つぼみがいっぱいついています。 雪で折れた枝は水に生けておくと咲くのだそうです。 木の生命力なのか、それとも折れても保護してくれる雪のやさしさなのでしょうか? 挿木するとどうなのか、このまま咲くとは思えないれけど、根を張って新しい木に育ってほしいなぁ。

(N)