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土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

「スタッフ 」

土砂災害防止啓発活動についてスリランカ国技術者との研修会を開催しました

9月5日(木)、国際協力機構(JICA)のプロジェクトにより来日したスリランカ行政災害管理省国家建築研究所(NBRO)職員5名の研修を受け入れました。

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JICAは、スリランカにおける土砂災害対策責任機関であるNBROの能力強化と、土砂災害発生リスクを低減させるため、2019年1月より「土砂災害リスク軽減のための非構造物対策強化プロジェクト」を実施しています。

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今回はその第一回本邦研修で、NBRO職員の皆さんは9月1日~14日までの2週間、日本に滞在し、東京や長野などで防災関係機関の研修を受けられます。
当センターは「土砂災害防止のめたの市民支援活動」というテーマで4日目の研修を担当しました。

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研修では

・日本の土砂災害と課題
・土砂災害の警戒避難対策
・防災学習/教育事例 等

について、模型や3Dシアターを使用しながら説明しました。

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模型や3Dシアターの実演は大いに盛り上がり、スリランカでも使用したいという声があがりました。

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NBRO職員の皆さんからは

・「土砂災害警戒情報」を出す基準は何で定義されているのか
・日本では住民が避難しない場合の責任は誰が負うのか 等

の質問があがり、日本とスリランカの防災の違いや、啓発活動の課題についてディスカッションしました。