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土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

「スタッフ 」

宮城県仙台第一高等学校の生徒さんとの交流(2回目)

7/7(木)に、宮城県仙台第一高等学校の生徒さん3名が当センターに校外研修で訪れました。
昨年に続き2回目となりました。
同校は文部科学省の支援事業のスーパーサイエンスハイスクールの指定校です。
その一環として13の分野において課題研究に取り組み「地すべり災害」を選んだ3名と、3時間
の時間をとって研修を受けに来られました。
映像などを用いて地すべりのメカニズムや地すべりに対する土砂災害防止法等のソフト対策、対策工等のハード対策を簡潔に説明いたしました。

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研修内容
1)地すべりのメカニズム
2)地すべりの被害を最小限に食い止めるための方法
3)地質の状況と地滑りの起きやすさの関係

生徒から出た質問
・地すべりのメカニズムについて地すべり土塊の活動と抵抗について計算式を用いて説明したところ、摩擦抵抗の考え方(間隙水圧)についての質問。
・地すべりに対する対策工として、排水ボーリングや押え盛土工法、杭工法、アンカー工法等の工法について説明したところ、どの工法が一番効率的で、どのように工法を決めるかという質問。
・土砂災害警戒区域等の指定に係る資料を見て、土砂災害警戒区域はどのように設定しているかという質問。

昨年同様に、当センターのスタッフは生徒さん達のとても熱心な研修姿勢に感動
していました。(たじろぐ姿を見抜かれていないことを祈ります・・・笑)