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土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

「スタッフ 」

ミャンマー連邦共和国の主要大臣と交流

(社)SBS国際産業人材育成センターの招聘により、ミャンマー連邦共和国からKIHIN MAUNG OOカヤー州首相、SAW HU HU電力・工業大臣、TAW REH経済・計画大臣、SEIN OO民族・教育大臣など8名が来日、12月11日は都内で民間との交流会が開催され当センター職員が参加しました。

交流会では、日本の土砂災害の発生状況と砂防事業による対策、当センターの土砂災害防止啓発活動の内容を紹介しました。
また、ミャンマーで活用いただくための参考資料として土砂災害映像DVD・砂防副読本等を進呈し、今後は当センター「砂防副読本 ミャンマー語版」制作のための相互連携を進めることとなりました。

ミャンマーでは、2008年5月のサイクロン・ナルギス襲来により約14万人が死亡・行方不明、被災者は240万人(国民の約5%)にも及ぶ未曾有の大災害に遭い、我が国を含め世界各国から復興・復旧のための連携支援が現在も行われています。ミャンマーの山間部には少数民族が多数住んでおりサイクロン災害の際も土砂災害発生の報告はあるとのことでした。

道路などは毎年の水害により造っては流される状況、深刻な電力不足に伴いインフラ整備も遅々としている状況であると伺いました。

ミャンマーでは、まだまだ国民のための防災啓発事業への意識は希薄であると、参加者からのお話もありました。

民間ベースではありましたが、これを機にミャンマーへの土砂災害に関しての防災啓発情報の提供を進めるための有意義な交流となりました。

KIHIN MAUNG OOカヤー州首相

SAW HU HU電力・工業大臣、TAW REH経済・計画大臣、SEIN OO民族・教育大臣